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【現役保育士が教える】赤ちゃん(0歳)はいつから絵本に興味をもつ?おすすめの絵本と選び方を伝授!

日々、子育て中のママさん・パパさん、いつもお疲れさまです!

赤ちゃんと一緒に遊んでいる中で、おもちゃの他にも「絵本」を買ってみようかな?と考えているママさんやパパさんがいるかと思います。

とはいえ、赤ちゃんっていつから絵本に興味をもつのか?

どんな絵本を選んだらよいのか?

と、考え始めるといろいろなことが頭をよぎって、悩んでしまいますよね💦

私も、保育士として働いている中で、赤ちゃんの絵本を選ぶ時に、「〇か月からはこの絵本かな?」「こっちの絵本の方がインパクトがあるかな?」といろいろ考えた経験があります。

そんな、赤ちゃんのために絵本の購入を考えているママさん・パパさんに向けて、今回は、現役保育士の私が、赤ちゃんの発達を交えて絵本に関するお話をしたいと思います!

目次

【赤ちゃんの発達の目安】0歳が絵本に興味をもつのは3カ月から!

まずは、赤ちゃんの発達について少しお話しますね!

赤ちゃんは、生まれて間もないころ(生後1~2カ月)は、ほとんど視力がありません!

<赤ちゃんの視力と見えるものの目安>

・生後1か月 → だいたい0.01~0.02 (黒・白・グレーの色は分かる!)

・生後2か月 → 上と同じ      (ぼやけながらも、顔の目や鼻、口などのパーツは見えてくる)

ほとんど見えないと言っても、上の表にまとめた感じです!↑↑

なので、このころの赤ちゃんは、絵本を見るというよりかは、「音のなるおもちゃ」などが良いでしょう♪

赤ちゃんの耳は、ママのお腹の中にいる時から、しっかりと聞こえています!

生後3か月ころからは、首もすわってきて、興味のある物を目で追うようになります

この、生後3か月ころから、赤ちゃん絵本を購入しておくのがおすすめ!!

赤ちゃんの視力も生後3か月ころになれば、目のピントも合ってきて、近くにある絵本を見る時も、何となくじっと見つめたり、眺めたりするはずです!

この時に大切なのは、赤ちゃんにとっては、「絵本」という存在をまず知らないので、ママさんやパパさんが、試しに絵本を購入して、おもちゃと一緒に置いておくと良いです!

そこで初めて、赤ちゃんが自分から「ん?」「何かあるぞ」「なんだろう?」と興味をもてば、一緒に絵本を見る事ができますよね!

赤ちゃんの目の前で絵本の存在を知らせても良いのですが、赤ちゃんの「自分で何かを見つける」「自分から興味をもつ」という姿勢を大切にすると、赤ちゃんの発達面においても、いろいろなプラスの効果も期待できますよ!

なので、一概には言えないのですが、私的には、生後3か月ころから、ママさんやパパさんが絵本を買って、赤ちゃんに興味を持たせてみるという流れが良いと思います★

それで興味をもてば一緒に見れるし、まだ他のおもちゃが良くてそれで遊んでいる時は、興味をもつまで焦らず他のおもちゃで一緒に遊んでいる中で、さりげなくチラ見せしていくのもアリです♪

↓↓↓  

<絵本を購入するのに最適な時期>

生後3か月ころ~がおすすめ!   ※始める目安として
(赤ちゃんの視力が良くなってくるから)

・ママさんやパパさんが絵本を買って、赤ちゃんに試しに見せてみることが大切
(赤ちゃんにとっては、絵本の存在を知らないため)

・なるべく赤ちゃんが自分で絵本の存在に気付けるように、仕掛ける
(自分で何かを発見すると、脳の発達が良くなります)

【赤ちゃん絵本の選び方】0歳おすすめの絵本7選!

さて、赤ちゃんに絵本を見せ始めるのには、先ほど生後3か月ころ~とお伝えしましたね♪

とはいえ、ママさんやパパさんが絵本を買おうと思って、実際に本屋さんに行ってみると、それはもう膨大な量の絵本が並んでいてどれを選んだら良いのか分からない・・・!!!

なんてこと、ありませんか??💦

しかも、あのたくさんの赤ちゃん絵本の中から、初めて読むであろう絵本を厳選して購入するのは、とっても時間がかかってしまうし、赤ちゃんも抱っこしながら連れていくとなると、選んでいる間に泣いてしまうかもしれませんよね💦

ここでは、そのような、「どの絵本を選んだら良いのか分からない!!」という疑問を解決できます!

下のポイントの欄は、先ほど、赤ちゃんの発達を交えてお伝えした内容が入っていて、それを含めた絵本を選ぶ基準をまとめたものです。

<赤ちゃん絵本はこの3つがある絵本を選ぶ>

色がはっきりしている(赤・黒などの濃い色)

・簡単な言葉が繰り返されている(くるくる・びりびり)など。

ボードブック【紙質が硬い絵本】を選ぶ(紙が薄い絵本だと舐めたり食べたりする・すぐに破かれる)

この3つの要素が入っている、おすすめの赤ちゃん絵本がこちらです♪

☟   ☟   ☟

①じゃあじゃあびりびり

赤ちゃんのファーストブックとしても有名な、ロングセラー商品「じゃあじゃあびりびり

表紙があかとあおときいろで、赤ちゃんの目にはインパクト大の完璧な絵本で、私も大好きです♪

この絵本、中もこんな感じで、はっきりとした色合いのページが続いていて、先ほどお伝えしたように、赤ちゃんにはとっても見やすくて良心的ですね☆

また、絵本の内容をご紹介します!

「みず、じゃあじゃあじゃあ」や、「かみ、びりびりびり」などと、簡単なことばが繰り返されています

先ほど、赤ちゃんは生まれた時から耳が良いとお伝えしました!けれど、大人ではないので、このような簡単なことばしか分かりません!

また、赤ちゃんは同じことばをリズムよく聞く事で、「ことば」を音として頭の中にインプットしていきます

なので、このような繰り返しがされている絵本は、赤ちゃんにとっては本当に馴染みやすいし、ことばの発達を早める効果もあります!

最後に、絵本の硬さですが、ボードブックが良いとお伝えしました!

理由は先ほど伝えた通りです!

この「じゃあじゃあびりびり」の絵本もボードブックなので、赤ちゃんが間違って絵本の切れ端などを食べる・・!!という事はないはずです!

 おとなも楽しい♪日常生活のいろんな「おと」を赤ちゃんと一緒に楽しもう/

②もいもい

2018年に話題になったあかちゃん学絵本の「もいもい」

テレビやさまざまなSNSでも紹介されたのを今でも覚えています!

まず、この絵本が売れた特徴は、なんといっても、

赤ちゃんが泣きやむ!!!

という事で、7人に1人が読んでいるそう。

そんな話題の絵本に興味があって、私も買ってみました!

絵本の中身を一部ご紹介します!

この、赤いのと青いのが「もいもい」という生き物なんでしょうか??(笑)

興味深いですよね!

こんな感じで、「もい」や「もーい」という言葉がエンドレスに繰り返されています

ストーリー性はないですが、赤ちゃんにとっては繰り返されている言葉は、やっぱり音として認識できるので、聞いていて心地が良いものだと思います★

色合いも、赤と青のビビットカラーで、赤ちゃんにとっては見やすい色ですね♪

こちらのページでは、背景にお花の絵が描かれていますね!

オレンジやピンク、黄色などのカラフルな色合いです。

実際に絵本を見てみると、背景のお花の部分はそれほど小さくないので、赤ちゃんにもちゃんと見えているのかと思います。

私がこの絵本を読んだ感想は、大人にとっては、なんだこれは??という感想が正直なとことでした。(笑)

でも、読み終わったところで、気になる事が1つ残りました!

それは、「も」や「ぽ」などの音です!

「まみむめも」の音がたくさん入っているな~と思って、赤ちゃんの発達面や、「もいもい」を書いた人の情報を調べたところ、これらの音は、赤ちゃんが好む音である!という事が分かりました!

なるほど!これで赤ちゃんが泣き止むのか!と納得しました!

この、赤ちゃんが泣き止む絵本「もいもい」も私が読んだ絵本の中での、おすすめの絵本になりました★

   赤ちゃんが泣き止む絵本♪不思議な生物「もいもい」に大人もくぎ付けかも?/

③Sassyシリーズ

この絵本も、私の一押しです♪

このSassy(サッシー)という名前はブランド名で、もともとは下の写真のようなおもちゃから派生したものです★

おもちゃも、赤や青、黄色や緑などのビビットな色を使って作られているのが特徴的で、絵本も同じ色合いを使っています!

また、このSassy(サッシー)シリーズの絵本は、ビビットな色合いだけでなく、表紙に顔がついているのと、「左右対称」という特徴もあります!

こちらは、Sassy(サッシー)のシリーズです♪

「にこにこ」という絵本をはじめ、「いっこにこ」や「ぶるるん」など、食べ物や乗り物にも可愛い顔が描かれています。

また、「いっこにこ」や「いろいろぱっ」などのサクランボやちょうちょは、左右対称に描かれていて、シンプルな絵の作りなので赤ちゃんにとっては見やすい絵本になっているのでおススメです♪

こちらも絵本の中身を一部ご紹介します!

こんな感じで、ことばも非常にシンプル!!

背景が黒のページもあるのですが、イラストが可愛く描かれているので、赤ちゃんが見ても全然怖がる事はありませんよ★

繰り返しのことばの他にも、このように「いないいない・・・ばあ!」と、赤ちゃんならケラケラ笑ってしまう王道のことば遊びも載っています!

もちろん、ボードブックもあります♪

  赤ちゃんと一緒に絵本で遊ぼう!!1冊読んだら、他にも見たくなっちゃうかも?♪/

④だるまさんが

こちらは、知っている人もいると思います!「だるまさんシリーズ」の「だるまさんが」です★

今までご紹介してきた絵本の絵のタッチとは違って、少し柔らかい印象になっています。

でも、「だるまさん」の色が「あか」なので、赤ちゃんの目にははっきりと色がうつっていると思います♪

中身をご紹介します!

このように、「だるまさんが」と言いながら、片足を交互にあげていきます♪

赤ちゃんは、「あか」い「まるい」ものが何なのかはきっと分からないとは思いますが、この、「だ・る・ま・さ・ん・が」というリズム感が心地の良い音になっています★

そして・・・

びろーん!!!(笑)

伸びちゃいました!

こんな感じで、他のページにも、「どてっ!」っと、だるまさんが転んでしまうシーンや、「ぷっ」とおならをしてしまうシーンなど、面白い絵がたくさん絵が描かれています!8

この「だるまさん」シリーズの絵本の特徴は、ママと赤ちゃんのふれあい遊びにも繋がるので、かなりおすすめです★

<「だるまさんが」絵本の読み方とふれあい遊び>

・「だるまさんが」の部分は、なるべく1文字1文字に間をあけて読む
  →「だ・る・ま・さ・ん・が」

・この時↑絵本の「だるまさん」と同じ動きをする
 → (右や左に体を動かす)

・次にページの絵と同じ動きをする
 →「びろーん!!」だったら、座っているところから、おもいっきり立ち上がって手をあげる!!

※赤ちゃんなどの子どもは、何事も大げさにやると、ケラケラ笑ってとっても喜びますよ♪

こんな感じで、ママさんやパパさんが赤ちゃんと一緒に見る時にやると、ただ絵本を見て楽しむだけでなく、親子のたのしいふれあい遊びにもなるんです★

はじめは赤ちゃんが「なにやるの?」と不思議な顔をするとは思いますが、慣れてくると、徐々にママさんやパパさんが大げさに体を動かしている姿を見て、ケラケラ笑うようになります

そのうち、赤ちゃんもママさんやパパさんと同じ動きをするようにもなるので、一緒に体を使って遊ぶこともできて楽しいですよ♪

これも、「繰り返し」のことばがたくさん詰まっている絵本ですので、馴染みやすいと思います♪

親子で体を動かして楽しんじゃおう♪ふれあい遊びにも最適な1冊です/

⑤いないいないばあ

こちらは、「いないいないばあ あそび」です★

表紙は、可愛らしい絵のタッチの「わんちゃん」で、絵本の中には、いろいろな動物さんたちがぞくぞくと登場します!!

その一部をご紹介!

こんな感じで、縦にイラストが描かれていて、「ばあ~」と手の部分は、本をめくると出てくるしくみになっています♪

まず、こんな風に、絵本いっぱいに描かれているイラストなので、とても見やすいのが特徴的です!

また、「ばあ~」の部分は、赤ちゃんでもめくりやすいように、範囲が少し狭くなっています

赤ちゃんが自分で絵本をめくる時に、全部をめくるとなると、勢い余った時に顔などにケガをしてしまいますからね💦

なので、赤ちゃんが自分でめくって遊ぶ絵本に最適です!

最初は、ママさんやパパさんと一緒に、「いないいない・・」と言いながら、「ばあ~!!」と楽しく遊ぶのがおすすめです!

慣れてくると、赤ちゃんが自分でもやってみたくなりますよ♪

赤ちゃんをあやすことばの定番!「いないいないばあ」の可愛い絵本バージョン♪/

⑥どうぶついろいろかくれんぼ

こちらも、同じしかけ絵本ですが、種類が違く、「かたぬきえほん」となっています★

表紙の、動物さんたちが陰になっている理由とは・・・??

絵本の中身を見ていきましょう!

左側のほとんどが黄色で塗られていて、動物さんの目や足、しっぽなどの部分が少し描かれていますね♪

右側は白色で、少し文字が書かれています!

「どうぶつ おうさまだよ だれかな?」「がお~!!」と言ってから、ページをめくると・・・??

百獣の王ライオンが登場!!

という、しくみになっています!!

私は子どもの時、この「かたぬき絵本」が大好きでした★

目や足しか描いてないところから、急に動物が出てきた・・!!!と、小さい頃は、ページをめくった時の感動を今でも覚えています♪

また、この絵本の特徴は、子どもの年齢に合わせて読み方や楽しみ方を変えられるところです♪

<子どもの年齢に合わせた楽しみかた>

・赤ちゃんの時(0歳)
優しいトーンでそのまま読む!

【読み方】 → 「どうぶつの おうさまだよ」「だれかな?」 「らいおんさんでした~♪」
※最初のうちは、ママさんやパパさんがめくってあげる


・1歳の時(1語文が出てくるころ)
「だれかな?」の時に、子どもに問いかけてみる!

【読み方】 → 「どうぶつの おうさまだよ」「だれかな??」
【子ども】 →「らいおん!」
※分からない時は、最初の文字だけ教えてあげると良い◎


・2歳の時
「どうぶつ」の形や色など、細かいところを一緒に観察してみる!

【楽しみ方①】 → 「らいおんさんは体は黄色だけど、顔の周りは何色だろう?」
【子ども】  → 「ちゃいろ!」

【楽しみ方②】 → 「らいおんさんの足はいくつあるかな?」
【子ども】   → 「3つ・・?」
※2歳になると、このように一緒に考える事ができるようになる◎

こんな感じで、だいたい2歳ころまでは一緒に楽しめる絵本になってるので、おすすめです★

    1冊の絵本で読み方いろいろ♪長く読めて経済的な絵本です!/

⑦はらぺこあおむし

最後にご紹介するのは、「はらぺこあおむし」です♪

この絵本はストーリー性があるので、しっかり読もうとすると赤ちゃんにはまだ早く、1歳の後半~2歳ころが適齢です★

でも、絵本の中身の絵がはっきりとした色で描かれているのと、「くだもの」などの可愛いイラストが出てくるので、赤ちゃんは見ているだけでも満足できる1冊になっています♪

絵本の一部をご紹介!

こちらは、ストーリーの中盤に出てくるシーンで、右のページには美味しそうな果物がずらりと並んでいますね♪

ここのページは、ある意味しかけ絵本になっていて、「りんご」が描いてあるページだけがめくれます

その次は「洋ナシ」のページ、「すもも」のページ・・と何とも面白い作りになっていて、赤ちゃんでも十分に楽しめますよ★

またこの絵本は、ストーリーが音楽になっているのが有名です♪

絵本だけでも十分に楽しめますが、CDで音楽を聴きながら絵本を見ると、絵本遊びがより一層楽しめると思います★

     赤ちゃんでも楽しめる!ストーリー性の絵本♪しかけ絵本にもなってます/

くせになる音楽が耳に残る♪CDと絵本のセットだと遊びがより楽しくなるかも??

以上の3つの絵本が、私がおすすめする絵本です!

この中から試しに1冊買ってみて、少しずつ興味をもってもらってもいいし、何冊かまとめて買ってしまうのもアリです♪

どれも、赤ちゃんが絵本を見始めるタイミングにおすすめの絵本ですが、まずは絵本を選ぶママさん・パパさんが気に入った絵本で良いと思います(^▽^)/

表紙が可愛いくて気に入ったから買った!!

絵本の紹介文を読んで、続きが気になって購入した!!

このお話を読んであげたい!!

など、選ぶ基準は人それぞれですので、絵本選びを楽しんでみてくださいね☆

まとめ

「〇〇カ月から絵本に興味をもつ」という決まりはないのですが、やっぱり初めて子育てをするママさん・パパさんにとっては、いろいろな事が手探り状態で、たくさん不安もありますよね!

絵本に関しても、始める時期などに悩む方もたくさんいると思うので、この記事を見て、だいたいの目安が理解できると良いと思っています。

他にも「合わせて読みたい」絵本に関する情報がたくさんありますので、そちらも参考にしてみてくださいね♪

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この記事を書いた人

小規模保育園で働く8年目の保育士。子どもは好きだけど、収入をあげたくてブログを始めました♪
趣味は、食べること・旅行・音楽鑑賞(劇団四季)・ディズニーなど★

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